Journal of the Japan Landslide Society, volume 57, issue 1, pages 3-11
Landslide hazard mapping in the Chugoku Region using AHP method and GIS
Publication type: Journal Article
Publication date: 2020-02-18
SJR: —
CiteScore: —
Impact factor: —
ISSN: 13483986, 18820034
DOI:
10.3313/jls.57.3
Abstract
本研究では約16,000箇所に及ぶ地すべり地形を基に, AHP法とGISを用いて, 中国地方の地すべりハザードマップの作成方法を試行し, 過去の斜面変動が起きた箇所と同等の危険度を有する斜面の抽出を試みた。特に, 本研究ではAHP法による地すべり危険度に関する評価項目 (標高, 斜面傾斜角, 斜面型, 集水度, 地質および植生) の一対比較において, 地すべり地形分布と評価項目の関係を数値化したものを導入した。斜面における地すべり危険度は, 評価項目からAHP法による地すべり危険度得点の累計によって評価し, Ⅰ~Ⅴのハザードランクに分類した。本研究によって得られた地すべりハザードマップより, 地すべり危険度が大きくなるにつれて, 地すべり地形分布割合が大きくなる傾向がみられ, 本手法が, 不安定斜面の抽出に期待できることが示された。
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